ＡＤＨＤの子供の叱り方：ゲーム作戦 (2)
点数を視覚的にもわかりやすくした方がうまくいきます。もらった点数の数だけビンにクリップを入れていくとか、表にシールを貼ったり、スタンプを押すなど。スタンプ押しのようなアクションは、子供自身にさせてあげてください。 ...
点数が子供にとって大きなモチベーションにならなければ、意味がありませんので、点数がたまったら好きなものがもらえる、ゲームが１時間できるといった工夫をしてもいいでしょう。
ＡＤＨＤの子供には、行動と強化（行動の結果）との間隔が短い方が学習効果が得られやすいという傾向があります。今やっておくと、明日慌てないでいいな、とか、将来の役に立つな、とか、長いスパンではやる気が起こりにくい一方で、直後のいい結果にはよく反応できます。『ゲーム法』は、この特性をうまく利用したものであり、それゆえ、ＡＤＨＤの子供にとても効果があるのです。
ＡＤＨＤの人の中には、年齢があがるにつれて、自分の中でルールを決め、しなければならないことに取り組む習慣になっていく人も少なくありません。
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