【ＡＤＨＤ】友達の作り方 (2)

転校先では、すぐ友達ができました。「どんな子なんだろう？」と相手のことを知りたくてたまらないから、自分からどんどん話しかけます。２、３日でその土地の方言までしゃべれるように。でも、せっかく仲良くなった子と長く友情が続くかといえば、それにはいつも苦労しました。いろいろな人と友達になってみたいという好奇心の方が強すぎて、相手からすると、裏切りと感じるような行動を取ることが多く、嫌われてしまったのだろうなと思います。 ...

私は大人になった今でもやっぱり好奇心の塊です。興味を持つとトコトン没頭し、満足すると次の興味へ。「熱しやすく冷めやすい性格」と言われます。趣味は旅行。「次の休みにはどこに行こうかなぁ」と頭の片隅でいつも考えているのが幸せです。

友人関係は今でも、頻繁に連絡を取り合わなければならないような関係はやっぱり苦手。それでも、長く生きていれば、自分に合う友達も見つかるもので、つかず離れずの距離感で付き合える友達となんとかうまくやっています。

「私は、自分の気づかないうちに、友達を傷つけていたかもしれないな」と過去を振り返って落ち込むことがあります。それでも、たくさんの失敗を繰り返しながら、私なりに、少しずつ自分を抑えることを学んできたのかなとも思います。すんなりとはいかない人生だけれど、これからも失敗から学ぶことを忘れずにいられたら、と思います。

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