耳がいい?何でも聞こえてしまうADHD (2)

耳がいい?何でも聞こえてしまうADHD (2)

私は、カフェで友達とおしゃべりしているような状況で、目の前の人と話をしていながら、隣のテーブルの知らない人の会話を盗み聞き?(その意図はないのですが・・)しているようなことがよくあります。みんな、そんなものだと思っていたのですが、自分がADHDだと知って、それは特殊能力(友達の話に集中していない、とも言う、、)なのだと気づきました。 ...

そして実は、聞こえなくてもいいことが聞こえてしまってストレスになっていたこともたくさんあるのだな、とも。子供が聞いていないと思って、親が発言した自分への評価や、こっそり言われているはずの私への悪口が丸聞こえで、ひとり傷ついていたことがあったよな、と。目の前のことにだけ集中できれば、外野など無視できるのに、私はその無視ができない。たーくさんの外野の声に惑わされ、不安になってしまっているのは、大人になった今でも同じです。

でも、自分の状態が客観的にわかるようになって、私は自分なりの解決方法を見出しました。見たくないものには目をつぶり、聞きたくないものには耳をふさぐ、そんな生き方くらいで、普通の人と同じくらいになるのかも、と思ったのです。

私はいつの間にか、いつもかけていたメガネをはずしていました。世の中のこと、そんなにはっきり、すべて見ようとしなくてもいいんじゃないか、となんとなく思ったのです。普段はボンヤリとしか見えていません。メガネをかけるのは、仕事と車の運転時だけ。この生活をいつまで続けるのかわかりませんが、すべてをくっきりはっきり見よう・知ろうとしない、という習慣作りに、メガネなしの生活は役立っているような気がします。

日々のストレスは確実に減ったと思います。


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