ADHDにピッタリな仕事の見つけ方 (2)

ADHDにピッタリな仕事の見つけ方 (2)

しかし、その私の『新奇探索傾向』が、いい方向に作用したのではないかと思えることがあります。それは職業選択です。発達障害の人は、ほかの人以上に、向いている職業を見つけることが大切だと言われますが、私は、自分でそれをうまいこと見つけたのかなと思います。 ...

私は大学生のときに、ありとあらゆるアルバイトをしました。ハンバーガーチェーンや、カメラ屋さん、お店の店員や裏方の仕事、マーケティング調査などの短期契約バイト。卒業して就職したらいろんな仕事をしてみることはできなくなるから、今のうちにやっておこうと思ったのです。そしてやはり、ある程度のところまで仕事ができるようになると新しいバイトを見つけます。今となってはせっかく育てたバイトに辞められ、随分あちこちに迷惑かけただろうな、とも思いますが、大学時代のその経験は、次の「就職」というステップを踏み出すのに大きな財産となりました。

就職するときに、私はある業界の裏方的な仕事を選びました。人と接するよりも、ひとり黙々と、一見つまらなそうな仕事をこなすことが、一番自分にあっていてストレスが少ないと、いろいろなバイトをする中で気づいたからです。そしてその仕事は私にピッタリだったようです。業界内での転職は何度かしましたが、今でもその業界で働いています。

私の『新奇追求傾向』は今も衰えません。新しい知識の吸収は好きな方で、自分のスキルアップにつながりそうなことには飛びついてその習得に没頭します。人間関係は得意ではありませんが、職場での戦力にはなれているようです。


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